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・前回のあらすじ


顔も覚えてないくらい古い友人からの手紙をきっかけに、

謎の遺跡に踏み込む蒼いの、緑の、紅いの、気にしないの。


彼らを待ち受けているのは一体何なのか。


※注意

この日誌はMOD Gates to Aesgaard - Episode Oneのネタバレを含みます。


古い友人の小屋で見つけた地図を頼りに見つけた謎の遺跡。


同じく友人宅から持ち出した鍵で入り口の扉を開けて中に入った途端、

突然鍵が砂のように崩れ落ちた。






しかもそれだけではなく、





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「ちょ、開かないぞおい!」

「本当か兄者!?」

「・・・閉じ込められたか」



一度閉めて再び鍵がかかったのか、入り口の扉はびくともしない。

鍵はすでに失い、もはや完全に退路は絶たれてしまった。



「まぁ、戻れないなら進んでみるっきゃねェよな」

「珍しくまともな意見だな・・・まぁそれしかないだろう。

 ・・・そもそも、私たちが来た時に入り口に鍵がかかってたということは、

 先に来た友人とやらも閉じ込められてる可能性があるな」


「どのみち進むしかないということか・・・」



全員が遺跡の奥へと通じる通路に目を向ける。




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「・・・マジで真っ暗なんですけど」

「松明が切れたらアウトだな」






全員が松明を片手に、遺跡探索に奥へと進む。






・・・が、すぐにまた新たな疑問にぶち当たる羽目になった。



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「・・・なんなんだろうね、この雰囲気」



床一面の血痕。

至るところにある死体。




別に血の跡があったり、死んだ冒険者の遺体があるのはおかしいことではない。

特に遺跡では、罠にかかって命を落とす冒険者もいるのだから。





・・・しかし、今回に限っては異常である。




というのも、血や死体の量が尋常ではなく、

どれもこれもかなり腐敗が進んでいるのだ。



「前みたいにネクロマンサーの仕業・・・ってわけじゃねェのか?」

「そうも考えた。でもその割に肝心の死霊術士を1人も見かけない」

「一体、なんなんだ・・・?」




疑問に思いつつも、さらに探索を続けること数分。

とある1つの小部屋にそれはあった。


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宙に吊られた死体、その真下に置かれた短剣と、手紙。



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手に取ろうとした瞬間、妙な光景が脳裏にフラッシュバックした。



「どうした弟よ」

「・・・なんか変なモノが見えた」



大勢の人の遺体が木にくくりつけられ、燃えていた。

そんな光景を見たような、気がする。





「・・・で、その手紙は?」




『手が震える。これ以上押さえられない。

でも忘れる前に書きとめておかないといけない。


私は暗い場所にいるわ、でもどうやってここに来たのかわからない。

何かを探していたんだと思ったけど、そしてそれを見つけたんだと思う。



そうよ見つけたんだわ。でももう要らない。持っていって!

持ってこないで!お願いよ!




叫びだしたくて堪らない、でも恐ろしい。

だからじっと息を堪える。



別のやつが戻ってきた。なんて目で私を見るの・・・

まるで私の生気を吸い取ろうとしているかのよう。


そいつが時々、Gate to As・・・Aes・・・そう、

Aesgaardだわ、について話しているのを聞いた。


それは何?場所?そこに連れて行かれるの?

そうではないと思うけど。




また別の奴らがやってきた。聞こえる!

暗闇の中這いずり呻いてるのが!止めて!止めて頂戴!



何処に居るかって?お願いよ私にそれを聞かないで』







・・・筆跡からして、恐らくAshen Roseの書いたものに間違いない。



「・・・随分と生々しい状況描写だなオイ」

「そこに突っ込むのかよ('A`)」

「・・・だが、どうにも穏やかではないようだ。

"連れて行かれる"か・・・ふむ、どうやら何者かに囚われたか」

「おまけに"別の奴ら"ってことは、相手は複数いやがるってことだな」

「その可能性は高いけど、"Gate to Aesgaard"というのは何なんだろう」

「聞いたことないな・・・名前からして、どこかの門か入り口・・・だろうか」

「もっと気になるのはこの文章だな。囚われただけにしては怯えすぎだ」






先にこの遺跡に入ったはずのAshen Rose。

そしてそのAshenを捕らえたらしき、謎の存在。

さらに、Ashenの異常な恐慌。



否応無しに高まる緊張を纏いながら、一行はさらに先に進む。




やがて、下に降りる長い階段にぶちあたった。





「おいおい、どんだけ地下に続いてるんだこいつは・・・」



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先が真っ暗な階段を一歩一歩降りていく。



・・・が、とんでもなく長い。

まるで地の底にまで続いてるように思えてくる。







「・・・」

「どうしたハンス」

「・・・おい、ジャバ」

「ああ、何かいるな・・・」



「・・・弟よ。下のほうに火が見えるぞ」

「・・・!」










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真っ暗な階段の下方。

"それ"は松明を片手に佇んでいた。

















「・・・ってオイ」













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「問答無用で雷撃かますとか非道ぇよ兄者」

「いや、ホラ。どう考えても怪しかったんだよ('A`)」



声をかける前に、兄者の杖から放たれた雷が人影を直撃。





人影はそのまま後ろに吹っ飛び、階段を転げ落ちていき、

こっちが追いついたのは階段の一番下付近。




「・・・しかし、確かにどう見ても怪しいなこれは」



見下ろす死体は、顔を覆い、黒いローブを着た"人型のもの"。

本当に人間かどうかは疑わしい。



「順当に考えれば、こいつがAshenを捕らえた"奴ら"の1人ってことか?」

「そうかもしれない。・・・まぁ、聞き出そうにも兄者がヤっちゃったし

「悪かった、俺が悪かったって('A`)」

「そもそも、会話できたかどうかも怪しいがな・・・こいつの気配、普通ではなかったぞ」





先ほど姉御は"誰か"ではなく"何か"と言った。


つまり、こいつは人間ではなく―








「・・・驚くのはまだ早いゼ、アレを見ろよ」







ハンスに言われて視線を転じた先には、








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どこかで―Ashenの手紙に触れた時に―見た光景が広がっていた。


続く。
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